本日、極上文學「Kの昇天 〜或はKの溺死〜」千穐楽。
というわけで、私演じる主人公は本ブログのスキン(壁紙)の通りの
猫でございます。
白と呼ばれているらしいのだがね。
この主人公というキャラクターは原作には出てこないオリジナルで、
Kを悼む存在であった。
ハイネの詩を読むくだりなど、少し「トーマ」を彷彿とさせたね。
他にも蠅のくだりや、檸檬のくだりなど、
他の梶井作品から引用している部分がたくさん盛り込まれていた。
そんなワケでこの公演が、貴方が梶井作品を読むキッカケになれば幸いだな。
そして、また、皆に逢えればよいのだが。
ご観劇くださったみなさま、まことにありがとうございました。