
写真はヤガ科、フサヤガ。
漢字で夜蛾科、房夜蛾。
この蛾は木の枝か樹皮かに擬態しているのだ。
それはもう完璧に。
だから一見何がなんだか解らない。
どっちが頭で、翅はどうなっていて、腹部は一体ぜんたい…。
でも、よーくみると足があって、ちゃんと蛾に見えてくる。
しかし、このボロボロに見える翅や、
お尻が上がっていて、なおかつ右に曲がっているあたり、
まったく芸が細かい。
そうまでして隠れなければならないほど、
捕食者である鳥達には美味しいのかな?
ちなみにアボリジニ達はこの科の芋虫を、
木を燃やした灰に放り込み、蒸し焼きにして食べるとな。
ある種の人にとっても貴重なタンパク源なのだから、
鳥にとっても当然、美味しいのだろうな。
撮影は長野県美ヶ原。